美味しい干物の選び方

このブログでは干物屋の経験を生かして美味しい干物の紹介、またいい干物の選び方など生活お役立ち情報を発信していきます。ぜひ、皆様の日常生活にお役立てください

美味しい干物の選び方『赤魚編』

どうもですTAROSです

 

美味しい干物食べてますか?

 

今日はですねー、白身の干物の紹介です

 

美味しいんですけど、買う時触る時に注意が必要なお魚です

 

その名も・・・『赤魚』

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この子


 

 

結構身がプリッとしてて食べやすい子です

 

ただ、美味しくて僕も好きなんですが問題が・・・

 

それは~、足が早いーーー

 

走るスピードじゃないですよ(笑)

 

簡単に言うと、痛むのが早いんです

 

勿論、痛んだ魚は美味しくないです

 

だからこれだけは覚えておいてください

 

解凍したら、その日のうちに食べる です

 

夜食べるなら『朝』冷凍庫から出してその日のうちに食べてください

 

そうじゃないと、色も変わるし何より魚特有の嫌な匂いがしてきます

 

そしてもう一つ、注意ポイントがあります

 

それは、背びれがでかくて鋭いです

 

今まで何人の人が被害に遭ったことか・・

 

勿論、僕もその中の一人です

 

刺さるとめっちゃ痛いです

 

なんでうちでは、赤魚買ってくれるお客様には必要ならヒレを切ってからお渡ししてます

以上の2点に気を付けてもらえれば、美味しく安全に食べてもらえると思います

 

そして~ここからは、目利きタイムです

 

先程、足が早いと言いましたがそこを見分けるにはここです

 

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この違いわかりますか?

さあ、どこが違うでしょうか?わかりますか~

 

サイズ?

 

あー確かに違いますけど、今回はそこじゃないんですよー

 

右と左で色違いませんか?

 

そうです

正解は、です 

 

簡単に言うと、赤ければ赤いほどいいです

 

これは、赤い色の全般に言えます。勿論、干物だけじゃなくって生の魚でも言えるんですが             

 

赤い魚は鮮度が悪くなると、色が抜けていきます

 

写真の右側の子は赤魚かっ?いうぐらい赤くないです

 

要は、右の子は鮮度が悪いんです

 

今は、凍ってますが解けたらすぐ臭みが出てきます

 

なんで、赤い魚はとにかく色をまず見てください

 

今日はこれだけ覚えて帰ってくださいっ

 

赤い魚は大きさよりも、まず色です

 

今回の、赤魚も金目鯛もアカムツもキンキなど全部そうです

 

それだけでも大分違います

 

そして~次は今日の当たりの子とそうじゃない子の紹介です

 

デデンッ

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さあ、どっちが当たりの子でしょうか?

こう並べたら、なんとなく分かりますよね?

 

そうです、左の子です

 

なぜか?

 

簡潔にいきます

 

・幅が広い

 

・身が白い

 

・脂をまとってる 

 

・身が厚い

 

こんな所です

 

こうやって、見比べてみるとわかるんですけど、普通に同じような子が並んでるとわかりにくかったりするんで、今回の写真を目に焼き付けておいてください

 

因みに、どうやって脂が乗っているか判断するかというと

 

表面の白いのです

 

この範囲が広ければ広いほどいいです

 

今度、別のお魚で詳しく説明しようと思いますので、お待ちください

 

それでは今回の記事を参考にして是非っ、美味しい赤魚見つけてくださいっ