みんな大好き『鮭』のご紹介
前回は、『鮭』について書いたのでその続きで今日もちょっとだけ『鮭』についてです
最近はめっきり見なくなった『北海道産 天然 紅鮭』
美味しいんですけど、全然捕れなくて今じゃあビックリするぐらい高くなってます
最後に僕が売ってた時で、1切1000円超えてましたね~
なんで、お近くのお店で『北海道産 天然 紅鮭』見つけたらラッキーなんで食べてみてもいいかもですっ
あっ、因みにプチ情報ですけど、『紅鮭』に関しては養殖は一切なくて全て『天然物』になります
なんで、鮭好きの人は好んで『紅鮭』を買っていきますねっ
あと、『紅鮭』は他の鮭に比べて、甘口よりも中辛以上の塩の効いてるのが好まれますね~
これは土地柄なのかも知れないですけど、甘口はあんまり売れないですねっ
暑くなってくると、塩分補給もかねて『大辛口』っていうめっちゃ辛い鮭がよく売れていきます
この『大辛口』ってもの最近ではあまり見かけなくなってきたので寂しいです
まあ、世の中は減塩ブームですから、『大辛口』なんて完全に時代に逆行してるからしょうがないのかもしれないです
でも、一人でも『大辛口』の鮭を買いに来てくださるお客様がいる限り、うちのお店では『大辛口』ずっと売っていきますよ~
美味しい『鮭』の紹介
美味しい鮭食べてますか?
今日はですね~美味しい鮭の紹介ですよ~!!!
やっぱり干物屋さんと言えば、鮭は外せないですねー
うちのお店でも、色んな種類の鮭を販売してますが、今の時期の美味しい鮭といったらやっぱりこれっ
では、見てもらいましょう
どうぞー
今年の新物北海道産の時鮭です
美味しそうですねー
というか、めっちゃ美味しかったです。
「脂の乗り」・「塩加減」・「処理の仕方」どれをとっても最高でした
それにしても、高いですよねー
でもしょうがないんです。年々天然の鮭は捕れなくなってきていて希少価値がどんどんあがってきるのもありますし、なによりこちらの鮭は写真にもあるようにランクがすごく上の鮭だからです
知らない人が多いと思いますが、実はですね~鮭にもランク付けがされているんです
上の写真にも答えが写ってるんですが、覚えておいて損はないので参考までにお伝えします
北海道産の鮭でも、『定置』・『以西』・『南千島』・『それ以外』と4種類あります
ランクとしては
1位『定置』
2位『以西』
3位『南千島』
4位『それ以外』
となっています
で、今回の鮭は、写真にあるように『以西小型』となっているので、ランク的には第2の鮭となります
あと、㊕㊕㊕とあるんですが、これも『㊕㊕㊕』・『㊕㊕』・『㊕』とありランクとしては
1位『㊕㊕㊕』
2位『㊕㊕』
3位『㊕』
となっています
この『㊕』に関しては、鮭だけだはなく他のモノでも使われたりします
皆さんに馴染みがあるものだと、「いくら」や「イワシの丸干し」などにランクを表すために使われます
沢山『㊕』がついてればいいって覚えたらいいと思います
こんな感じで鮭にも細かくランクが分けられてるんですよっ!!!
因みに、全般的に『㊕㊕㊕』と『㊕㊕』にはものすごく差があります
こればっかりは、僕たちみたいにいつも扱ってないと分からないと思いますが、経験上のお話なのでいいモノが食べたいって時には迷わず『㊕㊕㊕』を選んでもらえればいいと思いますっ
今日の情報が少しでも役に立ってもらえると嬉しいです
馴染みのない干物『〇〇〇〇』
今日はですね~ちょっと馴染みのない干物の紹介です
九州ではメジャーだとは思うんですけど、僕が住んでる愛知県ではかなりレアな干物だと思ったんで紹介しちゃいまーす
この子っ
分かりますかね~?
反対側はこんな感じです。どうぞー
どうでしょう?分かりますかー?
正解は・・・
そうです。
『伊豆笠子』(いずかさご)ですっ
写真だけでわかる人は魚に詳しいと思います
実際店頭に並べてみても、「なにこれ?」って聞かれます
「伊豆笠子ですっ」って言っても
「???」って感じのリアクションが多かったので知ってる人の方が少ないと思います
因みに、こちらの干物の見分けたかですが、
①他の赤系の干物同様に色がはっきりしてる物(前の記事のように色が抜けてない)
②とにかく少しでも大きい事
これされ見てれば失敗はないと思います
味は白身の魚なんで淡泊でちゃんとしてれば臭みも全然ありません
(ただ、難点としては小骨が少し気になる感じです)
今回の『伊豆笠子』は「長崎県産」で焼酎など合うので、九州の芋焼酎のロックに『伊豆笠子』どうでしょうか?
ちょっとした、一人九州フェアで美味しかったですよ(笑)
ただですねー、こちらのお魚注意点があります
それは、
トゲトゲが頭の周りにあるんで気を付けてください
地味に痛いです
不安でしたら、店員さんに言って頭落としてもらうのがいいと思います
正直、東海地方にはあまり入ってこない干物なので今回購入できた方はかなりラッキーだと思います
そんな感じで今日は少し珍しい干物の紹介でした
もし、どこかで見つけた際はぜひ食べてみてください
美味しかったですよー
美味しい干物の選び方『昨日に続き赤いやつ』
どうもどうもどうもですっ❕❕❕
昨日の記事で赤色の魚の見分け方やったんですが、
なんと今日たまたまこれ見れば一目瞭然ってのがありましたので紹介します
皆さんに馴染みがある赤色の高級魚と言えば・・・
そうですねー『金目鯛』です
この子っ
赤色の魚なんで勿論赤いですねー
そして身の方はこんな感じー
身が白くて、皮目も赤いので鮮度も問題なしっ
美味しい白身の魚で結構うちのお店でも人気ありますよー
ではでは、こちらをご覧ください
どうでしょうか?
違いますよねっ!?明らかに違いますよね!?
昨日、記事に書いたように皮目の色全然違いますよね!?
目の周りがもう黒ずんでるし、身の色も白っていうかなんか黒みがかってますよね
皆さんならどちらを食べたいでしょうか?
因みに、お買い得品とかで販売されるのは下の写真の金目鯛になります
正直、金額はうちのお店で売っているものの1/3かそれ以下の金額で買えると思いますが、味は全く違います
では、今日は最後になんでこんなに違うかなんですけど
答えは簡単で『産地の違いです』
上の写真の金目鯛は『宮城県産』なんですが
結構、海外産の金目鯛も多くありまして『ニュージーランド産』とかが多く出回っています
正直、加工や商品の取り扱い方は外国の方よりかは日本の方がいまだに圧倒的なスキル差があるので最終的な商品になるとこのような差が出てきます
あと、難しい話なんですが、同じ『宮城県産』でも
近海(沿岸)で取れたホントの『宮城県産』
と
がありますので、そこでも品質にというか魚自体に大きな差が出てきます
昨日、書いた先ず色を見るってのが分かってもらえる比較がいいタイミングで出来ると思ったので、2連チャンで赤い魚について書かせてもらいました
今日も、美味しいお魚食べてくださいねー
美味しい干物の選び方『赤魚編』
どうもですTAROSです
美味しい干物食べてますか?
今日はですねー、白身の干物の紹介です
美味しいんですけど、買う時と触る時に注意が必要なお魚です
その名も・・・『赤魚』
結構身がプリッとしてて食べやすい子です
ただ、美味しくて僕も好きなんですが問題が・・・
それは~、足が早いーーー
走るスピードじゃないですよ(笑)
簡単に言うと、痛むのが早いんです
勿論、痛んだ魚は美味しくないです
だからこれだけは覚えておいてください
解凍したら、その日のうちに食べる です
夜食べるなら『朝』冷凍庫から出してその日のうちに食べてください
そうじゃないと、色も変わるし何より魚特有の嫌な匂いがしてきます
そしてもう一つ、注意ポイントがあります
それは、背びれがでかくて鋭いです
今まで何人の人が被害に遭ったことか・・
勿論、僕もその中の一人です
刺さるとめっちゃ痛いです
なんでうちでは、赤魚買ってくれるお客様には必要ならヒレを切ってからお渡ししてます
以上の2点に気を付けてもらえれば、美味しく安全に食べてもらえると思います
そして~ここからは、目利きタイムです
先程、足が早いと言いましたがそこを見分けるにはここです
さあ、どこが違うでしょうか?わかりますか~
サイズ?
あー確かに違いますけど、今回はそこじゃないんですよー
右と左で色違いませんか?
そうです
正解は、色です
簡単に言うと、赤ければ赤いほどいいです
これは、赤い色の全般に言えます。勿論、干物だけじゃなくって生の魚でも言えるんですが
赤い魚は鮮度が悪くなると、色が抜けていきます
写真の右側の子は赤魚かっ?いうぐらい赤くないです
要は、右の子は鮮度が悪いんです
今は、凍ってますが解けたらすぐ臭みが出てきます
なんで、赤い魚はとにかく色をまず見てください
今日はこれだけ覚えて帰ってくださいっ
赤い魚は大きさよりも、まず色です
今回の、赤魚も金目鯛もアカムツもキンキなど全部そうです
それだけでも大分違います
そして~次は今日の当たりの子とそうじゃない子の紹介です
デデンッ
こう並べたら、なんとなく分かりますよね?
そうです、左の子です
なぜか?
簡潔にいきます
・幅が広い
・身が白い
・脂をまとってる
・身が厚い
こんな所です
こうやって、見比べてみるとわかるんですけど、普通に同じような子が並んでるとわかりにくかったりするんで、今回の写真を目に焼き付けておいてください
因みに、どうやって脂が乗っているか判断するかというと
表面の白いのです
この範囲が広ければ広いほどいいです
今度、別のお魚で詳しく説明しようと思いますので、お待ちください
それでは今回の記事を参考にして是非っ、美味しい赤魚見つけてくださいっ
なぜ、目利きが必要なのか?
今日のテーマはこれ
『なぜ、目利きが必要なのか?』
です
それはですね~、商品の仕入れが関係してるんですが、
どういう事かというと、仕入れは基本的には1枚○○円で市場で買うんです
1枚100円の干物を10枚買えば1000円だし、100円の干物50枚買えば5000円になります
でも相手は自然のモノ
いくら同じようなサイズで揃えても、バラつきが出来てしまいます
それによって、10枚干物買っても当たりと外れが出てきちゃうんです
(因みに、僕の考える当たりはお値段以上の価値のあるもので
外れってのはお値段以下の価値になってしまうものです)
実際に、市場にいって見てみたりしないと分からないんですけど、結構露骨に違ってきます
出来れば、商品の価値に合わせて金額を変えて売るのがいいと思うんですが、色々な理由により、実際にこれらが売られる時には基本的には全て同じ金額で売られる事になっちゃいます
300円の鯵の干物が10枚売られてると当たりと外れが混じってるって状況になります
でも、
どうせ同じ金額出すならより美味しい方がいいじゃないですかっっっ‼‼‼
僕なら、絶対に美味しい方がいいっ
って事なので、目利きが出来るとお客様として得する事が出来るんです
せっかくなので、今日はどれくらいバラつきがあるのか見てみましょう
これが全て1枚300円で売っていたらあなたならどれを買いますか?長崎県産の美味しい鯵の干物です
こんな感じでキレイに並んで入ってます
そしてどれくらいバラつきがあるか見て欲しかったので、次の写真は一番大きかった子と一番小さかった子のお写真です頭一つ分くらい違いますね~
最後は、今日入ってきた10枚の中で当たりの子と普通の子並べてみました今回外れはいませんでした
しっかり脂が乗って美味しそうっ
たった10枚の中でもサイズや脂の乗りなど変わってくるので
、どうせなら一番美味しそうな子を食べちゃいましょう
お魚食べてますか?
最近、お魚食べてますか?
お肉もいいけど
どんどん、美味しいお魚も食べましょう‼‼特に干物食べましょう‼‼
でも、知ってますよ僕は・・・
年々魚離れが進んでる事を(泣)
なぜか?
・作るのめんどい
・掃除もめんどい
・焼く時、焼き終わってからも匂いが気になる
・生ゴミが出る
・骨ウザい
・美味しくない
・意外と高い
こんなところが、魚(干物)から皆さんを遠ざけているんじゃないでしょうか?
(もっと、理由があるかも知れませんが、聞きたくありません 泣)
因みに、僕も20歳位までは居酒屋でサーモンのお刺身食べる位で、全然お魚食べませんでした
じゃあ、そんな私がなぜ「魚を干物を食べましょー」なんて言うのか?
それはですね~、
今自分が『干物屋』をやっているからです(笑)
誤解のないように言っておきますが、決してウチの商品を買えーと言う訳ではないです
(買ってくれたら嬉しいですけど)
美味しいモノを食べれば好きになってくれるとわかってるからです
ただ、試しに食べた干物が美味しく無かったら好きになるのは難しいです
経験ありませんか?
旨いよーと言われて、買ってみたら死ぬほど塩辛くて食べれなかった
3枚入った鯵の干物買ったら、一枚だけ明らかに美味しくなさそうなのが入ってた
そんな事が無いように
こっそり美味しい干物の選び方や豆知識的なことをお伝えしようと思います
その為に、今日ブログを開設しました
実際、今まで子供が魚を食べなかったけど、ウチで干物を買って食べたらお魚が好きになった
ウチのお店の鮭だけは子供が食べてくれる等のお話を何度もお客様から聞かせてもらいます
そしてこのブログを通じてそんな経験が一人でも多くの人にして貰えると嬉しいです
そう思い、今日ブログを開設しました
遅れましたが、私、干物屋『いさばやのタロス』でございます
どんどん役に立つお話を書いていこうと思いますので、よろしくお願いします